楽天GOLDはデータを自由にアップロードできる、ディスクスペースのサービスです。データは楽天RMSの管理画面からではなく、FTP接続でデータをアップロードします。HTMLやCSSファイル等、自由にアップロードできるので、デザインテンプレートにとらわれない自由度の高いデザインで情報ページや、キャンペーンページを作成することができます。当然、JavaScriptも記述できます。
以前の新RMSはトップページの構築機能が無かったので、トップページを「GOLD」で作成して「分類ページ」や「商品ページ」へリンクさせる方法が多かったのですが、「トップページ設定」が導入されてからは、こちらの機能を使ったほうが良いと思います。
「GOLD」でのトップページ作成は、自由にHTMLが構築できる(当然、オールCSSで構築することも可能)うえに、外部cssが使えたりメリットが多いのですが、分類ページや商品ページに反映させる「ヘッダー・フッター・レフトナビ」を登録する時に、「GOLD」で作成したHTMLをそれぞれ個別に分割してを登録しなくてはなりません。しかも、楽天RMSの設定では外部のcssファイルは使えないので分割したタグにいちいちstyle要素でcssを追記する必要があります。更新の度にこれを行うのはメンドウです。
オールCSSで構築することによって受けられるSEO効果に関しても、結局「www.rakuten.co.jp」というドメイン配下に置かれるので疑問のあるところです。
ただ、やはり自由に記述できるという点は魅力です。このあたりはインランフレームを各所使用すれば効果的ではないでしょうか。